日本でインドネシア料理をレストランで忠実に忠実に再現しようとするとそれ相応の金額がかかるんです。
例えばイタリアやフランス料理の食材に比べて需要供給のバランスが悪いので業者さんのスパイス等の値段が高く設定されてる上に輸送費もかかる。
本格エスニックレストランの値段があまり安くできないのも、国産ビールよりアジアのビールが高いのもそのため。許してください!レストランも輸入業者も努力しているんですが。
やむを得ないのは承知なんですが、「現地ではあんなに安いのに〜!」とついつい叫びたくなります。
タイやヴェトナム等のエスニック料理店の経営者も同じ意見でしょう。
タイ料理店ガムランディーなんかはハーブ類を自家栽培して頑張ってるし。
いざ料理をする際、コストや入手の手間等を考慮すると、味に影響の少ないスパイスは、極々一部ですが国産品を代用せざるを得ません。
ところで先月後半から今月前半まで久しぶりにインドネシアに里帰りしてたナナ。
「インドネシアの実家で何か料理した?」と訊いたら、嬉しい事にナナはウチで覚えた料理を家族や友達に披露したかったみたい。
「アユウルディの料理、家族や友達に食べさせたくて幾つか作りましたよ。でもアヤム・サンバル・マター/ムンターAYAM SAMBAL MATAH/MENTAHは作ろうと思ったけど材料がなかったから断念しました…」とナナ。
「えっ?サンバルマターはいくらバリ料理だとは言え材料は全部スカブミ(ナナの実家のある西ジャワ州の町)でも売ってるはずだよ!」
ナナ「だいたいの材料はあったんですが、シークァーサーと赤玉葱が売ってなくて。あっ、ターメリックパウダーは買いました!」
私「あのねえナナ。アユウルディで使ってるシークァーサーも赤玉葱もターメリックパウダーも、
インドネシアに普通にある
リモlemo/ジュルッ・プルッjeruk purut(こぶみかん/果実は香りの良いウズラの卵大の柑橘類でウチではシークァーサーで代用、葉の方も香りが良く、こちらは輸入されてるのでウチでも料理に良く使います)
バワンメラーbawang merah(紫小玉葱、赤玉葱で代用)
クニッkunyit(生ウコン/生ターメリック)の代用品なの!
そう、キミのインドネシアの実家の近所のお店に売ってる方がオリジナルたい!」
「ええっ!?マジですかあ?」
「まあいいたい。作った料理、実家の皆さんの感想は?」
「Kudanya menang sapinya kalah」(うまかった、うしまけた)
お後がよろしいようで