AyuWerdhi Blog

福岡・大名のエスニックレストラン&バー アユウルディのBlog
お店からのお知らせや店長のBali話などを不定期に更新しています!
アユウルディ、バリの新聞BALI POSTに載るかも…の巻

先日バリの州都デンパサールより、デンパサール市教育協議会視察団として約10名が来福。

これは私が20数年前からお世話になっている真武さん(94歳)が創立されたNPO法人バリ教育交流協会の誘致によるもの。(リンク先のマタケン学校をご覧ください)

もともとバリのヒンドゥー教と土着の信仰の興味から出発した私のバリ紀行。

その私にとって2度目のバリ、1989年だと記憶してますが、帰国の日、空港の出発ロビーに入ると眼光鋭い一人の髭の老人が座ってる!
めったに無い事なのですが、なぜか引寄せられるように隣に座って話し掛けてしまいしました。

その人が真武翁。
バリの宗教から始まって、般若心経の色即是空に話が至った事を今でも覚えています。(真武の爺ちゃんは忘れてるだろうなあ。)

バリのウダヤナ大学で客員講師もしていたその真武さんに、その後紹介して頂いたバリの教え子のおじさん達を少し紹介します。


まず竹のガムラン、ジェゴグJEGOG。戦争中はオランダに禁止されていたものの戦後の再開に尽力された日本でも超有名なイ・クトゥット・スウェントラさん。

7年程前の福岡公演の時アユウルディにもいらっしゃった日本語ペラペラのこのおじさんは、私もビデオカメラ持って参加した平成8年マタケン学校の落成式の時は来賓兼通訳で参列されました。

ある年、バリのジュンブラナ県、親友グデの家族の儀礼に出席していた私とジェゴグファンの妻。空いた時間にふと、そこからさほど遠くないスウェントラさんの自宅にアポ無しで行ってみるとやはり氏は不在。

「以前マタケン学校落成式の時お会いして今福岡でアユウルディというレストランをやってる真武さんの子分(孫分?)のダイスケです。」と氏の携帯に電話してみたらスウェントラさん
「なに〜!?センセイの子分だと〜!?今デンパサールだけど今から車すっ飛ばして帰るからそこで待ってろよ〜!!」と急いで会いに帰って来てくれたんですが、デンパサールから氏の地元ヌガラまでは相当な距離。
でも待ってる間退屈って事がない。
なぜならそこにいたジェゴグのメンバー達が私達に演奏の手ほどきをしてくれて、これが楽しいこと!
青銅製の普通のガムラン演奏より遥かに取っつき易く、皆でなんとか合奏するまでに至り恍惚感に浸っていたものですから。


真武さんが今よりもっと元気な頃は当時私が働いていたモダンタイムスによく来てくれていました。

ある日「会長、僕今度またバリ行きますよ。」
「ほう、そうね。そしたら今度はオカ君ば紹介するけん、逢て来んね。
ところで俺がここで酒ば飲みよるて、ウチの婆さんには言うちゃいかんばい。怒らるるけんな!」と姪浜に住む会長。

お酒の事はさておき、てっきり在バリの「岡さん」という日本人と思って会いに行ったらIDA BAGUS OKA という、バリの観光地サヌールやキンタマ、
えーっとキンタマーニに大きな大きなレストランを何軒か経営するやはり真武さんの教え子で上位カーストのバリのおじさん。

またその他、時々真武さんとバリ行きに同行する時はデンパサールのユースホステル「ユーアイ/友愛」へ。

今回のデンパサール市教育協議会視察団の団長、不思議な日本語を巧みに操るプジャワンさん経営のお宿。

デンパサール市南部、インドネシアでも医療施設と技術の整った病院のあるサンラー地区にあります。

プジャワンさんの広い自宅敷地にあるユーアイは、私が伺う時は宿泊客に外国人はあまり見たこと無く、ジャワからの高校生の修学旅行等が利用していて、インドネシアでも美味しいと評判のバリ産のサラックという、私も大好きな果物を生徒の皆が皆、手に持っていたりしたのを覚えています。

ここ十数年伺ってないので宿泊代お支払いしたかどうかも忘れましたが、一般の方も宿泊できるはず。


また、バリの儀礼に興味がある私と、バリ料理に興味がある当時エスニックレストラン「チャンディダサ」を経営していた百田君(現在警固で南来食堂を経営)がセンセイと一緒にバリに行った時、ちょうど儀礼がある日にサヌールの自宅に呼んで、ついでにバリ料理まで教えてくれたグスティ・スカラタさん家族等々、皆さん真武さんの事を日本語で「センセイ」と呼ぶのです。


最初はバリ語の会話の中にSENSEIという言葉が混じるとどこか奇妙な感じがしたものでした。

そして今や60歳前後の真武さんの門下生の方々は自分たちの事をいまだに「センセイノコドモタチ」と呼んでいるのです。


今回の「センセイノコドモ」の一人プジャワンさん率いるデンパサール市教育協議会視察団。


ウダヤナ大学教授やデンパサールの高校の校長、ロンボク島からも西部小スンダ列島(NTB)銀行コミッショナー秘書やユースクラブ等々のそうそうたるメンバーが、通訳とバリの新聞BALI POST紙の記者同行で県庁、福岡や柳川の幼稚園、小中学校、高校大学、老人ホームや病院の訪問と6日間のハードスケジュール。

視察の詳しい目的は私はわからないのですが、忙しいスケジュールを縫って皆さんアユウルディに食事に来て頂きました。


今やご高齢の真武センセイ、まだまだお元気とはいえ夜の外出が儘ならないみたいで今回もいらっしゃらなかったのですが、久しぶりのプジャワンさんらとお会いでき、
その日の厨房担当のマデも料理を出し終えたら表に出てきて皆さんと話をしていました。

そのうちテーブルに座っていた一人の方が私のいるカウンターに席を移し、
最初は冗談混じりの雑談だったのが途中から紙とペンを取りだし「いつオープンしたの?なぜここでインドネシアレストランを?どこで料理を勉強したの?」という話題に。
そして出された名刺が「BALI POST記者」

これってインタビュー!?
ほんの小さくても良いから憧れ?のバリポスト紙にウチの店が載ったら嬉しいなっ!

写真は旧知のおじさんプジャワンさんらと

そして今回のツアー、NPO法人バリ教育交流協会のスタッフの方々もお疲れ様でした。
SENSEIもいつまでもお元気でありますように!

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